ケモたび 運営規約
運営規約
第1条 目的・理念
- ケモたびは、着ぐるみ・ケモノ文化を通じて、人と人、人と地域、人と場所をつなぎ、参加者が安心して交流・撮影・旅行・観光等を楽しめる場を提供することを目的とします。
- ケモたびは、初心者から経験者まで、着ぐるみを所有しているか否かを問わず、着ぐるみ文化を楽しむ意思を持つ人が参加できる、開かれたコミュニティを目指します。
- 参加者同士は、それぞれ異なる考え方、活動歴、経験、年齢、技術、経済状況、人間関係を持つことを尊重します。
- ケモたびは、特定の個人・グループ・派閥による支配や、参加者の囲い込みを目的としません。
- ケモたびは、他の着ぐるみ・ケモノ関連イベント、撮影会、交流会、コミュニティ等との健全な共存を基本とします。
第2条 参加者の自由
- 参加者は、ケモたび以外のイベント、オフ会、撮影会、コミュニティ等に自由に参加することができます。
- 他イベントへの参加、他イベント主催者・参加者との交流、複数のコミュニティへの所属を理由として、ケモたびが参加者を不当に差別・排除することはありません。
- 参加者は、誰と交流するか、誰から撮影されるか、どの活動に参加するかを自ら決める権利を有します。
- 参加者に対して、特定の人物・グループとの交流、特定イベントへの参加、SNS上でのフォロー等を強制してはなりません。
- 参加者が他の参加者との交流を望まない場合、その意思を尊重します。
第3条 参加資格
- イベントごとに定める参加条件を満たす者が参加できます。
- 初参加者、常連参加者、着ぐるみ参加者、撮影者、アテンド等の立場によって、人格的な優劣が生じるものではありません。
- 活動歴、フォロワー数、所有する着ぐるみの数・価格、知名度、人脈等を理由として、参加者を上下関係で扱わないものとします。
- 古参参加者の経験や知識は尊重しますが、「古参だから特別に偉い」という扱いは行いません。
第4条 撮影に関するルール
- 他者を撮影する場合は、原則として本人の意思を確認してください。
- 撮影を断られた場合は、その意思を尊重してください。
- 着ぐるみ参加者に対して、撮影・ポーズ・移動等を強要してはいけません。
- 他の参加者や一般利用者が意図せず写り込む場合は、可能な限り配慮してください。
- 撮影した写真・動画をSNS、ウェブサイト、動画サイト等へ公開する場合は、被写体の意思やイベントの公開ルールに配慮してください。
- 公開を望まない参加者から削除等の相談があった場合、当事者間での解決が困難なときはスタッフへ相談してください。
- 会場・施設が独自に定める撮影ルールがある場合は、それを優先します。
第5条 着ぐるみへの接触
- 着ぐるみ参加者の身体、衣装、頭部、耳、尻尾、装飾品等に触れる場合は、必ず本人の意思を確認してください。
- 本人の同意なく、抱きつく、引っ張る、押す、叩く、衣装を動かす等の行為をしてはいけません。
- 着ぐるみを着用していることを理由に、通常の対人関係では許されない接触を正当化してはいけません。
- 着ぐるみ参加者は、嫌な接触や撮影を断ることができます。
第6条 着ぐるみ参加者の安全
- 着ぐるみ参加者は、自身の体調・暑さ・疲労・視界等を考慮し、無理のない範囲で活動してください。
- 視界や聴覚が制限される着ぐるみで移動する場合、必要に応じてアテンドを同行させてください。
- 混雑した場所、階段、道路、交通機関、段差等では特に安全に配慮してください。
- 体調不良や危険を感じた場合は、速やかに休憩・退避してください。
- スタッフは、安全確保のため必要と判断した場合、着ぐるみ参加者に休憩・移動・活動停止等をお願いすることがあります。
第7条 アテンドの役割
- アテンドは、着ぐるみ参加者本人の安全確保だけでなく、周囲の一般利用者、他の参加者、施設等への配慮を行います。
- 必要に応じて、進行方向、障害物、一般利用者、交通状況等を着ぐるみ参加者へ伝達します。
- 一般利用者から声をかけられた場合や、施設側から指示を受けた場合には、適切に対応します。
- アテンドは着ぐるみ参加者の所有物や人格を管理する立場ではなく、安全な活動を補助する立場です。
第8条 公共空間・施設利用
- 会場および周辺施設では、施設管理者の規則・指示を遵守してください。
- 通路、出入口、階段、避難経路等を塞がないでください。
- 一般利用者の通行、利用、撮影、休憩等を妨げないよう配慮してください。
- 一般利用者に対して、着ぐるみとの交流・撮影等を強制してはいけません。
- 一般利用者、店舗、施設職員等から迷惑行為について指摘を受けた場合は、速やかに対応してください。
- 無許可で着替え、撮影、集会等を行わないでください。
- 施設側から活動内容の変更・停止等を求められた場合は、スタッフの指示に従ってください。
第9条 ハラスメント・迷惑行為の禁止
以下の行為を禁止します。
- 暴力、脅迫、威圧的な言動
- 差別的・侮辱的な言動
- 執拗なつきまとい
- 無断接触
- 撮影の強要
- SNSへの掲載をめぐる嫌がらせ
- 個人情報の無断公開
- 他者への執拗な勧誘
- 特定の人物・グループへの加入強要
- 他イベントへの参加を妨害する行為
- 他参加者を孤立させることを目的とした嫌がらせ
- その他、他者が安心してイベントに参加することを妨げる行為
第10条 コミュニティの健全性
- ケモたびは、参加者同士の自由な交流を尊重します。
- 特定の人物、グループ、古参参加者、スタッフ等が、他の参加者に対して恒常的な優越的地位を持つことを認めません。
- 「誰と仲が良いか」「何年活動しているか」「何体の着ぐるみを持っているか」「SNSでどれだけ有名か」等を、参加者の人格的価値やイベント内での権利の優劣を決める基準として扱いません。
- 内輪の人間関係によって、新規参加者が不当に疎外されることのないよう、スタッフは必要に応じて交流をサポートします。
- 常連参加者には、新規参加者が参加しやすい雰囲気づくりへの協力をお願いします。
第11条 他イベント・他コミュニティとの関係
- ケモたびは、他のイベントやコミュニティとの競争・対立を目的としません。
- 他イベントへの参加を理由として、参加者を敵視・排除・不利益扱いすることを禁止します。
- ケモたびの参加者が他イベントに参加することは、本人の自由です。
- 他イベントに関する個人的な意見や人間関係について、ケモたび運営が一律に介入することはありません。
- ただし、他イベントとの関係を利用した脅迫、嫌がらせ、参加妨害等が発生した場合は、第9条に基づき対応します。
第12条 スタッフの役割
- スタッフは、参加者を管理・支配することではなく、安全で円滑なイベント運営を行うことを役割とします。
- スタッフは、参加者からの相談を受け付け、必要に応じて問題解決を支援します。
- スタッフは、参加者との個人的な人間関係とイベント運営上の判断を可能な限り分離します。
- スタッフ個人の好き嫌いや人間関係だけを理由として、参加者への対応を変更してはいけません。
- スタッフ間で必要な情報を共有し、特定のスタッフ一人に過度な負担が集中しないよう努めます。
- スタッフが判断に迷う問題については、複数のスタッフで協議することを原則とします。
第13条 スタッフへの相談
- 参加者は、イベント中に不安、危険、嫌がらせ、撮影・接触に関する問題等が発生した場合、スタッフへ相談できます。
- 相談を受けたスタッフは、可能な限り当事者の安全確保を優先します。
- 必要に応じて当事者を一時的に離す、活動を中止する、施設管理者へ連絡する等の措置を行います。
- 重大な事故、犯罪行為、救急対応等が必要な場合は、警察・消防・施設管理者等の適切な機関へ連絡します。
- 相談したことを理由として、相談者に不利益な扱いを行わないよう努めます。
第14条 参加費・キャンセル
- 参加費、支払方法、申込期限、キャンセル期限、返金条件等は、イベントごとに事前に告知します。
- 追加料金が発生する場合は、可能な限り事前に説明します。
- 開催中止、会場変更、天候その他の事情による変更については、判明次第速やかに参加者へ告知します。
- 参加費その他の金銭に関する問い合わせ窓口を設け、参加者が確認できる状態にします。
- 運営上必要な範囲で、参加費の主な用途や費用構成について説明できるよう努めます。
第15条 個人情報
- 参加者から取得した個人情報は、イベント運営に必要な範囲で取り扱います。
- 個人情報を本人の同意なく第三者へ提供・公開してはいけません。
- 参加者名簿、連絡先、緊急連絡先等は適切に管理します。
- SNS等において、他参加者の本名、住所、電話番号、勤務先、非公開アカウント等を本人の同意なく公開することを禁止します。
第16条 SNS・インターネット上での活動
- イベントに関する情報をSNS等へ投稿する際は、他参加者や一般利用者のプライバシーに配慮してください。
- イベント中に発生したトラブルについて、当事者の個人情報を公開して解決しようとする行為を禁止します。
- 問題が発生した場合は、まずスタッフへ相談してください。
- ただし、重大な被害等について、参加者が適切な相談機関・行政機関等へ相談することを妨げるものではありません。
第17条 違反への対応
規約違反が確認された場合、内容・程度・再発状況等を考慮して、以下の対応を行うことがあります。
- 注意・改善要請
- 警告
- 当日の活動制限
- 会場からの退場要請
- 今後のイベントへの参加制限
- 重大な場合の関係機関への相談・通報
処分は、可能な限り事実確認を行ったうえで、問題行為の内容に応じて公平に判断します。
第18条 緊急時
- 災害、事故、急病、施設トラブルその他の緊急事態が発生した場合、参加者はスタッフおよび施設管理者の指示に従ってください。
- スタッフは、参加者の安全確保を最優先として、イベント内容の変更、中止、避難等を判断することがあります。
- 着ぐるみ参加者については、避難時に安全上必要であれば着ぐるみを脱ぐ等の対応を求める場合があります。
第19条 規約の適用
- 本規約は、ケモたびが主催・運営するイベントに参加するすべての参加者およびスタッフに適用します。
- 会場・施設等が独自に定める規則が本規約より厳しい場合は、施設側の規則を優先します。
- イベントごとに個別の注意事項が定められている場合は、本規約と併せて適用します。
第20条 規約の改定
- 本規約は、イベント運営の改善、社会情勢、会場・施設の要請、参加者からの意見等を踏まえて改定することがあります。
- 改定した場合は、公式サイトその他適切な方法で参加者へ告知します。
- ケモたびは、過去の問題を単に処罰するだけでなく、同様の問題を繰り返さないために規約・運営方法を継続的に改善します。
ケモたびが大切にする5つの原則
1.安全
着ぐるみ参加者、撮影者、一般利用者、スタッフすべての安全を守ります。
2.自由
誰と交流するか、どのイベントに参加するかを参加者自身が決められることを尊重します。
3.対等
古参・新規、主催者・一般参加者、着ぐるみ参加者・撮影者などによって、人としての優劣を作りません。
4.共存
ケモたび以外のイベントやコミュニティとも共存し、参加者の活動範囲を狭めません。
5.透明性
イベントのルール、参加条件、費用、スタッフの役割、トラブル対応について、可能な限り分かりやすく説明します。
最後に
ケモたびは、特定の人だけが楽しむ閉じた集団ではなく、着ぐるみ文化を好きな人が安心して集まり、交流し、そしてそれぞれの場所へ自由に旅立てる「場」を目指します。
参加者一人ひとりがケモたびの主役です。
スタッフ・主催者は、その場を安全で快適に保つために存在します。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
2026.8.23 ケモたび実行委員会

